25.03.23 BUCK-TICK【スブロサ招待ライブ】
- KoヽRo
- 3月23日
- 読了時間: 4分
更新日:4月20日
BUCK-TICKスブロサの招待ライブに行ってきた。
まさか当たるとは思わずに応募して、とはいえ当落日はちょっとソワっとしてメールを開いたら「当選」の文字。思わず間違いじゃないか開き直しちゃったけど本当でした。
他のものを一切挟まず、アンコールもなし。
潔くスブロサ全曲をアルバム順で、今井さんの言葉で言ったら「生スブロサ」を1500人規模での贅沢な時間。
昨年末の武道館『ナイショの薔薇の下』ではサイドの席からだったから、あまり見えなかった映像もしっかり楽しめて、かつステージからも近くて、第2期の彼らをようやく探り探りではなくじっくり感じることができた。
2時間に満たないくらいだったけれどなんだかとても心がいっぱい。
なのに幻みたいに思える不思議な夜だった。
今までだって幅は広かったけど、もっともっとどこまででも進んでいくパワーと可能性に満ちた音、強い音、でもバクチクな音。今の彼らは本当に、ライブハウスが激似合うなと思う。初お披露目の中では、音源よりアタックのきいた「Rezisto」が痺れた⚡︎
が、何より「黄昏のハウリング」…ずっとライブで聴きたいと思っていましたが、年末の『ナイショの薔薇の下』の時点では到底受け止めることができなかったなと思うほど、威力が音源の何倍増で、翌日になって出勤してもずっと、今井さんのギターが頭の中でないていた。
あの日からずっと、いろんなことを最良と思われるタイミングで進めてくれているのは、わたしがBUCK-TICKを本当に尊敬・信頼しているポイントでもある。
今回は今井さんのお顔が表情まで見える位置で見たんだけど、わたしが前回今井さんのお顔を肉眼で見たライブは2023年の年末武道館、バクチク現象だった。その時は今井さんが近くに来ても、いや近くに来たから余計に、もし今井さんの目にわたしが留まったとしてもひたすら泣いている顔しか見えていなかったんじゃないかと思う。
あの時からたった一年と少しでこんなところまで連れてきてくれたBUCK-TICKに本当にありがとうという気持ち。本当にありがとう。
4月からのSUBROSAツアー、本当に楽しみ!
そしてたくさんの人に目撃してほしいと思います。
寂しさがないわけじゃない。足りなさを感じないわけじゃない。
でも、彼らを、彼らが見せてくれる景色を見ていたいのです。これからも。
余談
今回の日程は久々の4泊の旅行の翌日でした。
当たると思っていないし、まあ、万が一当たったとしても一応ギリいけると攻めた休暇申請にしていたせいで奄美大島から関西に帰ってきて、翌日また東京に行き、夜行で帰ってきてそのまま出勤というハードスケジュールが爆誕したというわけ。
しかも奄美大島旅行2日目の晩に見事に胃腸炎にかかり、熱やピークは過ぎ去ったものの22日の時点で固形物が一切口にできず、全然本調子じゃなくて諦めることも頭をよぎった。
でもインフルやコロナや他人に飛沫感染させてしまうものだったらそりゃあいけないけれど、そうではない。
こんな機会そうそうない。諦め切れるかーい!!!
…という気合だけでどうにか新幹線に乗り、同じく運よく当選した友達と集合して、ビアズリー展を見て、途中で彼女を置き去りにカプセルホテルで仮眠を取って会場へ向かった。
整番は300番台。ギリギリ攻めようと思ったら完全に遅れ、会場に着いた時にはとっくに400番台が呼び出しされていた。
少しでも楽な位置を確保したいのにいい!と焦るものの、チケット表示やドリンク代の決済でぐずぐずして、やっと中に入れた!と思ったら、「Kちゃん!」と背後から呼ばれた。
開演前に落ち合うのは結構諦めていた友達がちょうど入ってきたところだった。
わたしの方は一緒に見て気を使わせるのも申し訳ないし、彼女を探す余裕もなかったのに偶然にしてもあまりにできすぎたタイミングで、あれはあつしの仕業だと思っています。へへ。
全部一緒に受け止めようとしてきた戦友と、あの場にいられたこともギフトだったなと思います。
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