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​はじめに

 コロナ禍真っ只中の2021年、最も嬉しかったことは間違いなくBUCK-TICKに出会…いえ、出遭えたこと、そして夢中になった途端にニューシングルに伴うツアーの地元公演のチケットが当たったこと。きっと平常時であっても夢中になっているアーティストのチケットが当たるというのは飛び上がるうれしさだったのだろうけれど、ライブ、コンサート、そして東京が遠くなってしまった時、その予定はこれまでにも増して光でしかなかった。1番しょげたことは、そのツアーがギター今井さんの怪我によって丸ごと中止になってしまったこと。でもそれならばわたしはいつか会いに行ける日まで予習を深めるまで…!!と意気込んで摂取していたら、満足したり、終わりが見えるどころか周辺領域も含めて尚更夢中になるばかり…。そんなわけで好きな気持ちがあまりにありすぎて苦しくなり、どうにか身体の外へ出すために2022年4月、当サイトと同名の一冊のZINEを制作しました。

 が!しかし!!わたしの開拓はそれ以降も続いております。したがって日々気持ちはまた新しく溜まっていきます。そこでインターネットの出番というわけです。当サイトは公開の開拓日記だと思っていただけると幸いです。

・取り上げるアーティストについて

 音楽だけでなく、お化粧、衣装、ステージング、ひいては存在が美しい、妖しい、わたしが惹かれてやまない方々です。INDEXに並んでいるアーティストのほとんどはいわゆるヴィジュアル系の文脈で語られることが多い表現者ですが、ここでは明確にヴィジュアル系としばることはあえてしないでおきます(David Bowieは少なくとも違うはずですし笑)。なんとなくヴィジュアル系界隈の表現者がメインではありつつも、シーンを語る上では外せないであろういくつかの代表的なバンドもすっぽり抜けていることからも察していただけるとありがたいのですが、わたしが現時点で熱を持って言葉にできるのはヴィジュアル系とカテゴライズされるアーティストの中でもかなり限られた、本当に極々一部でしかありません。『わたしは果たして「ヴィジュアル系が好き」と言っていいのか』はいまだにわたしの中でずっと揺れ続けていることなのです…。

 

・ご注意

 それぞれの内容は完全にわたしの主観であり、きちんとした作品の考察ではありません。原典等はなるべくこれから加筆してゆきますがご容赦ください。そして保険を掛けるわけではないけれど、GACKTとHYDEのことは小学生・中学生からすきだったものの、1998年生まれのわたしはここでいくつか取り上げるヴィジュアル系の黎明期も黄金期も実感としてはまったく持っていません。広く言われていることとおそらくズレがあります。あしからず…。今現在もまだまだ開拓中でこの先もアップデートしていくという前提で生ぬるく見守ってください。そして実感を持っている皆様、相違点があったら、また「それが好きならこれは外せない!!聴け!!」というものがあったら教えてください。

​ なお本文中の敬称はまどろっこしくなるため基本略しております&統一さえされていない愛称で呼びまくっていますが、心からのリスペクトと共に。

 さいごにもう一度念を押します。それぞれの作品について詳しく知りたい・正確に知りたいという方にはもっと適したサイトが世の中にはごまんとございます!(​世の中には本当にたくさんの素晴らしいファンサイトがあります。そして、わたしの好きなアーティストたちには深く考察するファンの方がたくさんいらっしゃいます)

 …なんて言いながらも、もしもこれを読むあなたが、あわよくば、うっかり、久しぶりにあの曲を再生したくなったり、ぜんぜん知らないけどきになるなと思ってもらえるのであれば、そんな嬉しいことはないので、インターネットの海に拙文を放出します

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​KoヽRo

1998年生まれ。大河ドラマ風林火山でGACKTに出会ってしまって以降、美しくて妖しいものが好き。2021年BUCK-TICKに出遭い、沼る。どの時代にもいる20年くらい早く生まれたかった人間。

©2022 Phantom  flutters  in a dream 

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