1989.01.18
01. ICONOCLASM [今井寿 / 今井寿]
02. TOKYO [櫻井敦司 / 今井寿]
03. SEX FOR YOU [櫻井敦司 / 今井寿]
04. EMBRYO [櫻井敦司 / 今井寿]
05. 〝J〟 [今井寿 / 今井寿]
06. FEAST OF DEMORALIZATION [ヤガミ・トール / 星野英彦]
07. ANGELIC CONVERSATION [今井寿 / 今井寿]
08. SILENT NIGHT [櫻井敦司 / 今井寿]
09. TABOO [櫻井敦司 / 今井寿]
10. JUST ONE MORE KISS [櫻井敦司 / 今井寿]
かなりの人がBUCK-TICKと言われたらこれと挙げそうなM10が入ってるこのアルバムまではビートロック要素がかなり強めではありますが、覚醒前夜な不穏さが漂い出しています。初っ端のバキバキに尖ったカオス勢いナンバーM01で明らかにこれまでとは何かが違うぞという感じ。わたしは基本的には過去のBUCK-TICKと今の彼らとを比べたら今が大好きというスタンスなのだけど、アイコノだけはこの当時の抑圧、フラストレーション、そういうものがありあり表れているステージングに敵うものはないなと思う。ヒリヒリしててカッコいい。
この後今井さんが薬で逮捕されてバンドも 半年間謹慎に。デビューから慌ただしく突っ走ってきたバンドにとってこの充電期間はロスではなく、むしろとんでもない化学変化を起こすことになります。
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