2012.09.19
01. エリーゼのために -ROCK for Elise- [今井寿 / 今井寿]
02. CLIMAX TOGETHER [今井寿 / 今井寿]
03. LADY SKELETON [櫻井敦司 / 今井寿]
04. 人魚 -mermaid- [櫻井敦司 / 星野英彦]
05. 夢路 [櫻井敦司 / 星野英彦]
06. ONLY YOU -WE ARE NOT ALONE- [今井寿 / 今井寿]
07. 禁じられた遊び -ADULT CHILDREN- [櫻井敦司 / 今井寿]
08. 夜想 [櫻井敦司 / 今井寿]
09. INTER RAPTOR [櫻井敦司 / 今井寿]
10. MISS TAKE-I'm not miss take- [今井寿 / 今井寿]
11. 夢見る宇宙 -cosmix- [櫻井敦司 / 今井寿]
この辺りからそんなでも...という曲がなくて全て好きがゆえ語彙力が本当に無になるんですけど、今井さんワールドで真っ直ぐなポジティブエネルギーを放ち出すM01・M02やM06と、表題曲M11をはじめM05・M07・M10 とたゆたうような柔らかいナンバーが並ぶ。多少攻撃的なナンバーはM09ぐらいで、後にあっちゃんが”甘ったるいところがある”と自己評価しているのだけど、前作との間に震災があった事を思うとそれも腑に落ちる。
中盤星野ゾーンは浜辺でビキニを探す(笑)陽気なサーフナンバーM04とヒデ曲らしい、陰がありつつも優しく柔らかいM05のなかなかギャップの激しい2曲。
全体を通して今までの繊細で傷つきやすい優しさではなく、圧倒的に懐の深いつよい優しさがもうビシバシ伝わってくる。いつかの雑誌のインタビュアーさんで、BUCK-TICKはいつの間にか救いを求める側から手を差し伸べる側になっ ているんですよ、みたいなことをおっしゃっている方がいたけれど、前作04を皮切りにほんとに引っ張り上げてくれるような頼もしさになっていきます。
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