『DIABOLOS』

2005.09.21 Release

1. 1.Misty

2. 2.Farewell

3. 3.Noesis

4. 4.Ash

5. 5.Metamorphoze

6. 6.Dispar

7. 7.Future

8. 8.Black Stone

9. 9.Storm

10. 10.Road

11. 11.届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…

　ジャケットの写真のまんま、セピア色のイメージのアルバム。乾いて風化しかけの思い出。大切なものの喪失の記憶、それを抱えたまま生きる強さ、その姿の美しさというのがGACKTの表現にずっとある大きな要素だと思っているんだけど、｢Ash｣ ｢Storm｣ ｢Farewell｣などそれがたくさん詰まっている。一方で湿り気なく、青春感満載な｢Black Stone」、応援歌みたいな｢Road」も入っているから全体は重たくなりすぎなくてアルバムとしては最も好きかもしれない。

　このアルバムのツアー「DIABOLOS～哀婉の詩と聖夜の涙～」からライブも急に完成度がグッと上がっていて、まさかの馬に乗って登場するし、ワイヤーで空中を飛ぶし演出も大掛かり。これまでは毎回はちゃめちゃに暴れた挙句倒れ込んでバテてるという光景を見るし、テレビでも思いっきり音外してたりするからドキドキしちゃうのだけれど、歌も体力も安心して見ていられる！！笑　ダンサーがめちゃいるけど、衣装が謎です…。てか、この数のダンサーいる？っていうね。まだ生かしきれていない実験段階感があるんだけど、これをみてから2009年の「ЯRⅡ」を見るとすっごく進化が見えると思う。

　多分ゴルチエなメンバーの衣装は可愛いんだなあ。他で見たことないスタイルのがっちゃんの髪型も必見（いや気にならない人はいないのでは）。ドレッドと縦ロールって組み合わさるんデスヨ。